子供の便秘に悩んでいる方って多いのではないでしょうか。
特におむつが外れてからは、トイレに行くのが面倒で便意を我慢してしまったり、登園までの時間はバタバタしてゆっくりトイレに入る時間が確保できなかったり、遊びに夢中で十分な水分をとれなかったり・・
私の娘も赤ちゃんの頃からの体質も加わって、便秘に悩んできました。
食物繊維を意識した食事をしたり、水分を多めに摂ったり、プルーン、ヨーグルト、マッサージ・・
小児科で軽めの薬をもらってもなかなかすっきりとはいきませんでした。
そんな長年悩んだ娘の便秘をMCTオイルで改善することができたんです!
しかもこのオイル、便秘だけでなくダイエットや美肌にも効果があるということで今では家族で愛用しています。
今回は、そんなMCTオイルについて体験談も加えてまとめました!
同じような悩みを持つ方はぜひ参考にしてくださいね。
ダイエットや美容にはプロテインも必須です。
以下の記事でプロテインについてもご紹介しています!
MCTオイルって?
MCTオイルは、ココナッツやパームフルーツから生成される「中鎖脂肪酸」100%の植物油です。
中鎖脂肪酸は、一般的な植物油に含まれている長鎖脂肪酸と比較して、消化・吸収がはやく、素早くエネルギー源として使われるため、体脂肪として蓄積されにくいという特徴を持ち、ダイエットや健康に良いとして人気を集めています。
また、MCTオイルはブドウ糖に変わる第二のエネルギー源「ケトン体」を効率よく作ることができ、朝に摂取すると午前中から仕事や勉強の効率が上がるとされているのです。
このような性質から、さまざまな健康効果が期待され、ダイエットや健康食として使われているオイルです。
医療現場やアスリートの栄養補給にも利用されています。
MCTオイルの効果
MCTオイルは以下の効果が期待できます。
- ダイエットのサポート効果
- スポーツや筋トレのサポート効果
- 認知症予防
- 肌トラブルの解消
- 便秘改善
ダイエットのサポート効果
中鎖脂肪酸(MCTオイル)は長鎖脂肪酸と比較すると半分程度の分子量になっており、体脂肪としてたまることなくエネルギーに変わり、 脂質をエネルギーとして燃焼させます。このようにエネルギーになりやすく、ダイエットを効率的に進められます。
また、MCTオイルを摂取すると消費カロリーが増加する働きがあるとされており、BMIが高めの方のウエストの減少、体脂肪や内臓脂肪を減らすことが報告されています。
少量で満腹感が得られるため、 置き換え食としても利用されています。
スポーツや筋トレのサポート効果
MCTオイルはブドウ糖に変わる第二のエネルギー源「ケトン体」を効率よく作ることができます。ケトン体のエネルギー効率は糖質(ブドウ糖)の1.25倍で、素早くエネルギー代謝することから、持久力を必要とするスポーツをサポートします。
また、MCTオイルを継続的に摂り、体内でケトン体の生成を促しながら脂質の代謝をあげると、筋肉の持久力がアップするとも言われています。
世界で活躍されているプロアスリートもMCTオイルを用いた持久力アップの食事法(セミケトン食)を実践しているそうです。
認知症予防
通常、脳は糖をエネルギーとしていますが、 糖のエネルギー消費が落ちることで認知機能は低下につながるといわれています。
中鎖脂肪酸には、ケトン体の生成を促進する働きがあり、このケトン体がブドウ糖の代わりに脳の神経細胞のエネルギー不足を補ってくれるのです。
MCTオイルを構成する中鎖脂肪酸は脳の第2のエネルギーとしても注目されています。
肌トラブルの解消
ケトン体は、「抗炎症」、「抗アレルギー」、「抗糖化作用」といった美容に関連する健康効果も認められており、アトピーなどの肌トラブル解消も期待できます。
また、老化を促進させる活性酸素を無毒化し、美肌に導きます。
便秘改善
MCTオイルはサラダ油などのに比べて小腸内でとても早く吸収され、小腸内の浸透圧を高くします。小腸内の浸透圧が高くなると、均衡状態を保つために浸透圧を下げようと沢山の水分を小腸内に引き寄せます。
その結果、小腸内の水分量が多くなり、お通じが良くなる効果があるのです。
後述しますが、この効果により、過剰摂取した場合は腹痛や下痢などの症状を引き起こしてしまうので注意が必要です。
便秘改善効果 我が家の体験談
私の場合、もともとは自分のトレーニングサポート目的で摂りはじめました。
もともと便秘体質ではなかったのですが、摂取し始めた翌日から通常よりもお通じが良いことを実感しました。
我が家の娘は赤ちゃんの頃から便秘体質で、おむつが外れてからはトイレに行くのを面倒がってより一層便秘に拍車がかかっていました。
慢性化しないよう、海藻やきのこ、ヨーグルト、プルーンなど便秘解消に良いとされる食品を多くとったり、小児科にかかったり、朝早めに起きてトイレにゆっくり座る時間を確保したり・・いろいろ試しましたが改善はされませんでした。
お通じが良くなる実感があったので、さっそく小児科に相談のうえ、娘にもMCTオイルを小さじ1/3程度から与えはじめました。
すると翌日から3日連続でお通じがあり、その後も長くても2日に1回は出るようになったんです!!
4日出ないのはあたりまえ、ひどい時には1週間出ないこともあった娘が!!
それからは毎朝少量ずつ与えて、便秘にならずに過ごすことができています。
私はこちらのMCTオイルを使っています!
中佐脂肪酸100%で完全無味無臭です!
MCTオイルの摂り方
MCTオイルは無味無臭なので、さまざまな飲み物や食べ物に混ぜたり、かけたりして使うことができます。
コーヒーやヨーグルトに混ぜたり、サラダのドレッシングとしてかけたり、何にあわせてもほとんど違和感はありません。
ただし、液体が気体に変わるときの温度(沸点)が低いため、加熱調理には不向きです。揚げ油や炒め油として使用しないでください。
ちなみに私はコーヒーに混ぜて摂っています。娘にはヨーグルトや味噌汁に混ぜることが多いです。サラダにかけることもありますが、どの方法でも全く問題なくいつもどおりに食べています。
注意点
- 摂りすぎ注意!下痢や胸やけの原因に
- 直接加熱NG!
- 器に注意!
摂りすぎ注意!下痢や胸やけの原因に
MCTオイルは一度に大量に飲むと消化できず腹痛を起こす可能性があります。過剰摂取は腹痛・下痢・胸やけの原因になるので適正量を守って摂取しましょう。
MCTオイルを初めて使う方は1日1回、小さじ1杯を目安に使い始めるのが良いようです。慣れてきたら体調に合わせて量を増やし、小さじ1〜大さじ1杯くらいまでを、1日1〜3回のタイミングで分けて摂るようにしてください。
また、牛乳・ヨーグルト・豆乳などの乳製品や大豆製品と一緒に飲み、乳化させることで、胃への刺激を抑えることができます。
摂取するタイミングは活動量が多い朝~昼がおすすめです。
直接加熱NG!
MCTオイルの沸点は約160℃と低く、揚げ物や炒め物などに使用した際、泡立ちや発煙が生じる危険があります。
加熱には不向きなので、通常の食用油のように加熱調理には使用はしないでください。
器に注意!
MCTオイルは分子構造が小さいため、プラスチックの構造に入り込み、容器を縮め変形させてしまう性質があります。
カップ麺・納豆の容器などは使わないようにしましょう。怪我や事故を引き起こす可能性があります。
陶器やガラスの器を使用すると安心です。
まとめ
特にダイエット効果で人気のあるMCTオイルですが、今回は私が一番実感できた子供の便秘改善効果について詳しくお伝えしました。
ダイエット、便秘改善以外にも様々な健康効果が期待できますので、ぜひ食生活の一部に取り入れてみてください。
自然のものなので子供にも安心して使用いただけるかと思います。
同じ悩みを持つ方の参考になると嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。