5歳~の子供におすすめの本7選!!はじめての児童書にも

児童書

5歳くらいになってくると、ひらがなやカタカナを読めるようになり、自分で絵本を読めるようになってきますよね。

私の娘も簡単な絵本では少し物足りなくなってきました。

でも漢字は読めないし、複雑なお話を理解するのは難しそう・・・

今回はそんなお子さんを持つ方に、5歳の娘が夢中になったおすすめの児童書をご紹介します。

読み聞かせにもぴったりなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

目次

5歳~の子供におすすめの本7選

エルマーのぼうけん

昔から大人気のエルマーのぼうけん

エルマーが悪い動物たちにつかまっているりゅうを助けるために冒険に出るお話です。

道中にいろいろなハプニングがあり、エルマーは何度も悪い動物たちにつかまりそうになりますが、アイデアや小道具を駆使して切り抜けていきます。

冒険のハラハラドキドキ感と、小道具の使い方がおもしろくて何度も読みたくなる作品です。

私も子供のころ、保育園で読んでもらってクラス全員で大ハマりしました。エルマーとりゅうを探しにいくというテーマの遠足に行ったり、生活発表会の劇もエルマーのぼうけんでした。

5歳の娘も手渡したその日中に、1冊読み切ってしまい、しばらくは「この動物にあったとき、エルマーはこう切り抜けた」の話ばかりしていました。

5歳の子どもが全部自分で読むのは難しいですが、読み聞かせにはぴったりです。

娘は1ページずつ、気が向いたときにゆっくり自分で読み進めていることもあります。



ももいろのきりん

主人公の女の子るるこが紙で作った桃色のきりんの「キリカ」。

キリカの首が雨に濡れてきれいな桃色がはげてしまい、もう一度首に桃色を塗るためにキリカに乗って「クレヨン山」に向かうお話です。

キリカのほかにもレモン色のさるや、オレンジぐまなど、おもしろい色の動物がたくさん登場してわくわくします。

いじわるなオレンジぐまに立ち向かうキリカの勇気や、るるこやキリカ、動物たちの友情に心を動かせられます。

娘がよく寝る前に読んでと持ってくる一冊です。


魔女の宅急便(徳間アニメ絵本)

ジブリ映画でおなじみの魔女の宅急便のアニメ絵本です。

魔女の宅急便に限らず、このアニメ絵本シリーズは絵が大きく子供でも読みやすいです。

娘は映画版を観たことがなかったですが、しっかり内容を理解できていました。

「魔女」というワードが子供の心をつかみますし、キキの切ない気持ちや不安な気持ちに感情移入できます。

あたたかくて勇気をもらえる作品ですよね。

娘は自分で読むこともできますが、ペラペラめくって絵だけを楽しんでいることも多いです。


ピーターパン

ディズニー映画としても有名なピーターパンです。

ピーターパンは短めの絵本など、いろいろなパターンの本があります。

私はお話が長め且つ大きな絵の入ったものがよくて、国際版・ディズニー名作童話のシリーズを選びました。

ポプラ社の世界名作えほんだと子供自身で読み切ることができます。

子供だけの国という世界観、ピーターパンの勇敢な姿、フック船長との闘いなど子供が興味を持つ要素がたくさん詰まったお話で、子供の想像力を掻き立てますよね。お話にいくつか展開があるので簡単すぎないのも5歳くらいにはちょうど良いです。

娘はネバーランドは本当にあって、私も寝てる間に行ってるんだよ!!とピーターパンの世界に入り込んでいるようです。


小公女セーラ(10歳までに読みたい世界名作)

昔から有名なイギリスの物語です。

大金持ちの女の子セーラがインドにいる父と離れてイギリスの寄宿学校に入り、生きていく姿を描いた物語です。

やさしくて、頭が良くて、どうどうとしているセーラは寄宿学校に入り、ある日突然父を亡くし、全財産も失い、大金持ちから下働きとなります。

幼いセーラは辛く厳しい日々を過ごしますが、気高さを失わず、どんぞこの生活の中でも「王女」の心を忘れず日々と戦い、また幸せをつかむというストーリーです。

ほこりをもって生きることの大切さを教えてくれるお話です。

娘は始め、表紙の絵に惹かれてこの本を選びましたが、お話を読むうちにどんどんセーラが好きになっていったようです。

セーラがエミリーちゃんという人形を家族のように大事にしているのですが、娘もメルちゃん人形で真似て遊んでいます。

セーラは誰にでも優しいところがすてき!!と言っていて、優しさを学んでくるといいな、と期待しています。

小公女セーラに限らず、「10歳までに読みたい世界名作」シリーズは、この頃の読み聞かせに最適です。

少しずつであれば自分で読むこともできますよ。


小さなスプーンおばさん

普通のおばさんが、ある日突然ティースプーンくらいに小さくなってしまいます。

ところがおばさんは少しも慌てず、てきぱきと困難を切り抜けていきます。

うまく動物たちを誘導して家事を手伝ってもらったり、カラスに乗って移動したりと、小さくなってしまっても、あの手この手で赤ちゃんの子守もパンケーキ作りもやってのけます。

ユーモラスなおばさんの行動がおもしろく、出てくる人や動物もおおらかで、どんどん読み進められるお話です。

ハラハラしすぎることなく、のんびりおもしろおかしく読める物語で、寝る前なんかにもピッタリです。

服のことを「きもの」といったり、少し昔風の表現が入るので、子供が理解しやすいように直して読んでもよいかもしれません。

5歳の子どもが一人で読むには少し難しいですが、長く楽しめる一冊だと思います。


忍たま乱太郎シリーズ


アニメでもおなじみの忍たま乱太郎です。

お話はハラハラする場面あり、心があったまる場面あり、ギャグありと、とにかくおもしろいです。

絵もしっかり入っていて子供も興味深々です。

5歳の娘はギャグの意味がいまひとつ理解できないようですが、それでもゲラゲラ笑って読んでいます。

ちなみに娘の1番好きな話は「きょうふのゆうれいせんの段 」です。

5歳のいまは、自分で読むのは少しずつになりますが、小学校低学年くらいまで何度も読み返すことができそうです。

キャラクターの名前や行動がおもしろくて、親の私も一緒に楽しんでいます。

まとめ

今回は、ひらがな、カタカナが読めるようになった5歳くらいからのお子さんにぴったりの本をご紹介しました。

読み聞かせても自分で読んでも楽しめる本ばかりですので、お子さんと一緒に大好きな一冊を探してみてください。

児童書は小学生になっても読めるので、長く愛読することができると思います。

はじめての児童書選びの参考になると嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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